高等学校・中等教育学校(後期)・特別支援学校(高等部)の生徒の皆さんへ

【高等学校・中等教育学校(後期)・特別支援学校高等部の生徒の皆さんへ】


 徳島県及び市町村では,「GIGAスクール構想」として国が進めている義務教育段階の児童生徒に1人1台のタブレットパソコンと高速大容量校内LAN(Wi-Fi)の一体的な整備に加えて,さらに,本県独自に高等学校・中等教育学校(後期)及び特別支援学校高等部の全ての皆さんに,1人1台のタブレットパソコンを貸し出し,多様な子供たちを誰一人取り残すことのない,個別最適化された創造性を育む教育を,学校現場で持続的に実現させることにしました。

 皆さんが生きていく社会は,インターネットに加えて,VR(仮想現実),AR(拡張現実),AI(人工知能)など先端技術を利用することがスタンダードになり,皆さんは,それを使いこなすための知識や技術を身につけることが必要です。このため,新たにタブレットパソコンを1人1台整備し,普段から活用することにしました。

 このタブレットパソコンを使って,学校でみんなで学習したり,1人1人が自ら疑問に思ったことを深く調べたり,家庭で自分にあった進度で学習を進めることができるようになります。

 また,教室内の授業はもとより,他地域・海外の学校との交流学習において,意見交換,発表などお互いを高め合う学びを通じて,考える力,判断する力,考えたことを表現する力などを身につけることができるようになります。

 利用にあたっては,現実の社会と同じように,モラルやセキュリティについて十分気をつける必要があることも忘れてはいけませんが,皆さんが,自らの学びを充実させるために,タブレットパソコンを文房具と同じように,必要なときに思いどおりに使いこなせるようになってくれることを期待しています。

 学習活動でタブレットパソコンを活用して,授業の内容をこれまで以上に深く理解したり,自分の興味関心を持っていることについて研究を深めるなど,学習活動を充実させていきましょう。

 なお,手に負えないトラブルについては,先生に相談して快適に利用できる環境を継続できるようにしましょう。